場所はちょっとした映画館。人々はポップコーンやジュースを手に取り、次々に座席に座っていく。多くの人は時計を気にし、席に座ってじっと映画が始まるのを待ち構えている。
突然画面に映し出されるのは、謎のメッセージ。「ちょっと遅れて来場するお客さんが居るみたいなんだ。上映するのをその人たちが来るまで待っててもいいかな?」。普段ならありえない、このような語りに、お客は少々戸惑い気味。でも賛意を示すための挙手を求めたところ、次々に手が挙げられる。
その直後、語られていた「遅れてくるお客」が到着。ああ、この人たちだったのね、とお客は気が付き、思わず拍手。そしてスクリーンには次なるメッセージが。「待っててくれてありがとうね。コカ・コーラからもその優しさへ祝福を贈ります」。そして突然劇場にコカ・コーラの職員が現れ、お客にコーラを配っていく次第。
同社が世界中で行っている、幸せを少しずつ、皆に与えていこうというキャンペーンの一環なわけだけど、こういう切り口って結構ステキだよね。
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