コンビニやファストフード、駅などの公共機関で無料のWiFiスポットを整備し、利用客の利便性を向上させたり、集客ポイントとしてアピールする事例が増えてきた。それだけスマートフォンやタブレット機の持ち歩き事例が増えたことでもあるんだけど、その提供についてちょいと面白いプロモーション事例。
スペイン・マドリードのマクドナルドで展開されたもので、複数の無料WiFiスポットを提供するというもの。そこまでならごく普通のサービスでしかないんだけど、WiFiの名前そのものをメッセージ化して、複数の文面を組み合わせることでお店の周囲に居る人達にアプローチをかけるという切り口。
しかも時間によって内容を色々と変えていき、タイムリーなお知らせをするという凝りよう。WiFiサービスそのものじゃなく、その名前を宣伝にするってのは、なるほど感がてんこ盛り。単体のサービス名でオモシロ愉快なWiFiスポットってのはこれまでも何度か見たことがあるけど、複数を一度に使って、ネットワーク利用者にメッセージを伝える方法に使うってのはねえ......よく考えたな、これ。
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