コカ・コーラ社が世界各地で展開している、自社商品や自販機のオモシロ展開で、お客さんたちにハッピーを与えていこうというキャンペーン「コカ・コーラ ハピネス」の新しいアクション。
むっちゃ寒い冬のスウェーデンで、凍えそうな気温の中、ほとんど周囲に何もなく寂しい情景の中のバス停で待つ人たち。そんな人たちにちょっとしたハッピーをあげようじゃないかということで用意されたのがこの仕組み。
バス停のサイドにコカ・コーラの無料提供マシンを用意し、それと共にバス停の背景部分に大型のスクリーンを備え付ける。バスを待つお客がぶるぶる震えていると、突然自販機の灯りがついてコカ・コーラが提供され、それと共にスクリーンにはぽかぽかとした日差しの中の野原が全面に映し出される。足元にも大きな花が投影され、少なくとも見た目は緑に包まれた春景色。
実際に温風で温かくしているわけではない(吐く息が真っ白だしね)ので、あくまでも気分だけの話ではあるけど、その粋な演出にバス停で待っていた人たちは皆大喜び。バスの到着までハッピーなひと時を過ごせるという次第。
あくまでも気分だけを味わってもらうという点に中途半端さを覚えるかもしれないけど、むしろそれだからこそ、ニクい演出が印象的になるんだろうな。
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