↑ 新年の状況、昔と今
年の仕切り直し、新しい年の幕開け、新年。まぁ表現は色々とあるけれど、新しい年を迎えるのは昔も今もなんだかドキワクしてしまう。とにかく騒いでこれからの一年間がみんなでハッピーに過ごせるようにと、柄にもなく思ってしまうモノ。
その正月......というか年の変わり目のタイミングでの、新年を祝う状況を描いた、風刺的なイラスト。左がかつての新年のようすで、大きなアナログ時計を背景に、皆がニコニコしながら祝いまくっているのが分かる。
で、右側が現代の様子。新年を迎えて紙吹雪が舞って祝い事をしているのは分かるのだけど、皆が皆、スマートフォンをはじめとした携帯端末に夢中(恐らくチャットで「新年明けましておめでとー」などとタイピングしてるのだろう)で、周囲の人達の様子など気にしちゃいない。やや暗い場所でそれぞれが持つ携帯電話の灯りに照らされた顔が薄暗く照らされるという、なんだか奇妙な、異世界的な状況が映し出されている。
そしてよく見ると分かるのだけど、右側の絵そのものも、実はスマホで皆の様子を映しているところらしい。上部に電波の入り具合と電池残存量、そして時間が描かれている。
【皆がスマホに夢中な日常、それを客観的に観たら?】でも挙げた、周囲の人たちが過度にスマートフォンに夢中になった世界のようで、そして十分有りえそうな話で、複雑な気分になるなあ、これは。
(ソース:【Like Cool】)
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