「行きました。1千万円!」Kindled出版の夢と現実と具体的数字と

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【2013年電子書籍の収支】

↑ ギリギリ温泉1
↑ ギリギリ温泉1


日本でもアマゾンを用いてKindle用の自主出版が出来るようになったことを受け、多種多様な電子書籍が「出版」されるようになった。著名人、プロの漫画家も出版社経由だけでなく自ら展開していることも多く、そのような人たちが具体的にどれだけ部数をさばき、売り上げを確保しているのか、結構気になる所。今件はその好奇心に応える、数少ない具体的な値ではある。

キンドル出版では2つの印税方式を選べる。一つは35%。最低価格は99円から設定可能。もう一つは70%。ただし最低価格は250円で配信コストが差し引かれる※。どちらが良いかは内容やターゲット、その他各種方針によって異なるけど、いずれにしても通常の出版物の印税が数%、良くて10%台であることを考えれはば、破格の高率には違いない。

いずれにせよ、今件の鈴木先生のように知名度があり、質の高いコンテンツを提供できるのならば、Kindle出版はまさに夢のような展開手法には違いない。元記事にもある通り、これは売上であって、ここから各種税金などが引かれるので、色々とややこしいものがあるんだけどね。

※「それと去年の8月くらいから、通信量1MBに対して作者が1円支払う、というしくみが国内では廃止されました」と本文中にあり、仕組みが変わったようですね。これは大きい、かも。

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このページは、不破雷蔵が2014年2月12日 07:02に書いた記事です。

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