アイスクリートの作り方 枠を作る。中に雪を詰め込む。踏み固めて水をかける。雪をつめる。踏み固めて雪を詰める。凍らせる。完成。
スノークリートは雪を枠に詰めて踏み固めるだけ。
パイクリートはパルプとか泥とかを混ぜ込んで踏み固めたアイスクリート。 要は雪をぎっしり詰めたのがアイスクリート、それに色々混ぜ込んでさらに強度を高めて溶けにくくしたのがパイクリート。そしてそのパイクリートを用いてゴッツイ大きさの空母を創ったらどないや? という計画が第二次大戦中に実在したいう話。 この氷山空母計画、いわゆるハバクック(ハボクック)計画と呼ばれているんだけど、結局「色々メリットはあるけど思ったよりコストがかかるんじゃね?」「こんなごっついもの作らなくても普通の空母作ってるだけで勝てそうだな」ということで、計画は中止に。見方を変えれば、戦局が連合軍側に不利な状態が続くかそのように内部的に判断され、コストダウンの目安がつけば、現実化した可能性はそれなりにある。 まぁ珍妙兵器の類なんで、ゲームや物語には数多く登場するんだけどね。運用がどのようになされるのかを考えると、それはそれで楽しかったりする。小型のものが「艦これ」に登場する......なんてこともあるかもよ?
先日からの積雪でかまくら作りについて【秋田県横手市直伝・かまくらの作り方】で取り上げたけど、それ関連ということでアイスクリート・パイクリートと氷山空母について。
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