(悪質な便乗商法をする山師程、時節には敏感という話もあり。当方も先のお昼時に、雪害でダメになりそうな野菜を買ってほしいという謎の行商八百屋と遭遇しました。同人誌を運ぶようなカートに野菜の箱をのせて周辺を巡業。仕入元や店の名前は語らず。突然話しかけてきてびっくりしましたよ)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 2月 19
(まぁ、震災以降「時節に便乗する山師、ペテン師」の類は雲霞の如く露呈化したようにも見受けられますけどね...やったもん勝ちという風潮は良くないと思いますよ。 Хлеб за хлеб,кровь за кровь.)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 2月 19
アメリカで巨大台風が発生するとすぐに同時多発的に発生する、台風被害への寄付を装った献金詐欺や、悪質な商品販売の類の詐欺、ペテン、山師。先週末に日本で発生した大規模な降雪・積雪でもその類のものが(確認できるだけでも)いくつか見受けられる。
一つは上にあるように、当方がじかに体験したもの。昼時にちょいと買い物に出た帰り、突然不意に声をかけられる。「済みません、野菜買いませんか?」。ここは八百屋でもスーパーでも無く、ごく普通の公道。想定外の声掛けに、ちょいとパニックになるも、すぐに落ち着きを取り戻し、自分に声をかけたことを確認した上で、内容をざっと聞き。
話によると積雪で流通網が混乱した関係で、野菜をさばききれなくなったので、売り歩いているとのこと。同人誌を持ち運ぶような個人用カートには、4箱位の野菜......のはずなんだけど、それほとんど果物だぞ。しかも箱は結構傷んでて、昨日今日のものではないように見える。
さらにどこの地域のものか、あるいはどの店舗のものかといった、自分の素性については一切語らない。法的な問題でのツッコミもできそうな気はしたけど、厄介事を背負い込むのも面倒な話なので、「要らない」とだけ述べてその場を立ち去った次第。お年寄りなどは騙されちゃうんだろうなあ、あれ。......せめてどこのお店の人かぐらいは聞いておいた方がよかったかな。
この他にも、自分は直に対面したわけではないけれど、便乗した寄付嘆願の話もちらほらと耳にする。しかもその寄付を受け付ける口座が胡散臭いし、寄付を求める団体自身が「前科持ち」(法的な、では無く以前に似たような機会でお金を集めた上、会計処理をうやむやにして問題化している)。こういう輩がいるから、真の慈善団体まで活動がしにくくなってしまうし、「寄付は直接赤十字などにやるしかないな」ということになってしまう。関係当局はしっかりと取り締まってほしいものだけどね。
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