↑ 沿岸市町村の災害廃棄物等処理の進捗状況(-2013年12月31日)
該当報道に関する動画はまだ見つからず(検索したら電波系の主張動画だの、利権がどうだのという、ノイズ系動画ばかりが出てくるのは遺憾)。「ほぼ」というのが結構あいまいな表現で、上記にある通り昨年末時点で【災害廃棄物処理94%まで進行、津波堆積物も86%まで進む...震災がれき処理動向(2013年12月31日時点)】に有る通り、災害廃棄物は93.8%、津波堆積物は85.6%まで処理が進んでいる。この時点ですでに「ほぼ」と表現してもあながち間違いじゃないんだよね。
報道によると「災害廃棄物等」あるいは「震災がれき」(つまり「災害廃棄物」+「津波堆積物」)は2014年1月時点で岩手県で96%、宮城県で98%処理を終えているとのこと。両県では元々年度末までにがれき処理を終える目標を立てていたことから、これが終了しそうだという話も伝えられている。まぁ、このペースなら大丈夫そうだ。
問題は福島県。国直轄のエリアは別途計算になるし、自治体などでの処理部分も宮城・岩手と比べると遅れている。リソースをもっとぶち込む必要があると思うのだけどね。
...あ。環境省の該当ページを見たら、深夜にデータが更新されてる。震災がれき関連の月次分析、土日にかけて手掛けられるよう、頑張るしかないな。
※報道では「震災がれき」とあるが、復興庁の資料では目標期日が定められているのは「災害廃棄物」のみ。「津波堆積物」は設定は無い。今件も実態は「災害廃棄物の処理」ということになる。用語の使用面で混乱が生じているようなので、覚え書きとして。
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