世界のそこかしこに派兵をしているアメリカでは、他国以上に兵役で家族が離れた距離で過ごす世帯が多いことになる。普通のお仕事の出張と似たようなものだけど、軍務での「出張」となると、兵務に就くために家を出る時の「ばいばい」が永遠のお別れになるというリスクは、普通の仕事と比べてケタ違いに高くなる。本人も、そして家族もそれを理解しているからこそ、再開出来た時の喜びはひとしおになるし、その出会い、再開の場面を映した映像も数多く掲載され、人々の感動を呼び起こす。
この動画もその類の一つ。アフガニスタンで任務に就いているJoshua Carr氏が、自分の娘のBridgetちゃんの三歳の誕生日を祝うために一時帰国。サプライズ的な出会いを演出するため、彼女に巨大な誕生日プレゼントの箱を用意し、その中に自分自身が入ることにした。
Bridgetちゃんが箱の中身が何であるかは知らされずに、誕生日プレゼントの箱の大きさに驚くばかりで、喜び勇んで包みを破り、そしてフタを開ける。中から出てきたプレゼントの正体に大はしゃぎとなり、「信じられなーい」的なアクションをするも、父親が「こっちおいで」と手を差し伸べるとすぐにそれに応じて抱きかかえられる。あとは感情があふれ出て、泣きながら抱き着き、決して離れようとしない状態に。
ありきたりと思うかもしれないけど、やっぱりこういうのは、じわりときちゃうのよね。ホント。
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