以前【段ボールでリアルな銃撃戦】で紹介した、舞台背景や服装などはかなり凝っているんだけど、武装のみが段ボール製、しかも多分におもちゃおもちゃしている装備による自作戦争映画の本格版。
ドイツ軍と対峙するアメリカ軍の物語を描いており、銃や手投げ弾の類、さらには対戦車砲などに至るまで、ちゃんと段ボールで創られている。いや、良く見ると無線機や時限爆弾なども段ボールだな。要は戦争を容易にイメージさせる機材はすべて段ボールってことなんだろうな。
以前何度か「素人作りの名作映画」を紹介したけれど、これもまた似たような雰囲気で、出演している人たちはいたって真面目に、リアルな銃などを持っているのと同じように演技をしているので、面白真面目さが作品のツボとしてプラスされる結果になっているんだよね。戦争そのもののの虚しさ、人々の争いなんていうこと自体、おかしなものなんじゃないの? というメッセージすら伝わってくる。
こういった切り口の作品が視聴できるのも、YouTubeのようなサービスの存在あってこそ、だよね。
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