GoProとクアドコプターで報道が変わる、との指摘

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【GoPro×クアッドコプターが変える極限世界の報道システム】


動画はオーストラリアのタンナ島、ヤスール火山の噴火の様子を写し撮ったもの。通常の現場取材はもちろん、人が乗ったヘリでもほとんど不可能な情景撮影も、高品質映像をガッツリ撮れるGoProと、ホバリングなどが容易なクアドコプター(4つの回転翼を持つヘリみたいなもの)のラジコンで、それなりの技術と予算があればざっくりと出来てしまう。

似たような話は先日【もしスーパーマンがGoProで「日常生活」を撮影したら】【イルカやザトウクジラの素晴らしい映像が個人で撮れる時代に】でもしたけれど、小型で安価なデジタルカメラ、さらにはスマートフォンが画像・動画のニュース的投稿メディアのハードルを思いっきり下げたのと同じ変革が、このGoPro(のような高画質でミニサイズなデジタルビデオカメラ)とクアドコプターで起きるかもしれない......というかもう起きてるのね。今後さらに浸透していくんだろうなあ。

まあ下手すりゃ今の報道ヘリのように、事故現場なり自然災害の場に、多数の、しかも素人が操るクアドコプターが乱舞して色々と問題を起こすようになるんだろうなあ、という懸念もある。公的機関が有効活用するという可能性を考えると、ポジティブな面も多いんだろうけどね(公的機関に大量導入するには、性能はもちろんだけど、廉価性も非常に重要な要素となる)。

一方、「4機ではリスクが大きい、最低でも6機は必要」との説を押す人もいる(【マルチコプター空撮[技術解説] - 4モーターが危険な理由】)。覚え書きとして。コストはやや跳ね上がるけど、選択肢として存在するのはありだろうなあ>>6機モーター版

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このページは、不破雷蔵が2014年3月25日 07:01に書いた記事です。

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