↑ Higher Ground
これも「この発想は無かったわ」的な、コロンブスの卵的な本棚。部屋そのものの天井までの高さがあるのなら、本棚は高い方が良い。それだけ多くの荷物を置くことができる。中途半端な高さの本棚をおくと、てっぺんの部分と天井との間の微妙なすき間に、なぜか悔しい思いをしてしまうもの。
ところがあまりにも棚そのものの高さが高過ぎると、上の方にある品物を取る時に難儀してしまう。そりゃそうだ。高さそのものは下手すりゃ天井近くまで置かれているんだから。当然脚立や台座、普通の椅子などを使うことになる。でも物を出し入れするたびにそれらを用意するのって、なんだか面倒じゃない?
そこで生まれたのがこの「Higher Ground」。カナダのデザイナーKaren King氏によるもので、要ははしごを本棚に追加したもの。普段使わない時にははしご部分をぺたりと本棚に合わせ、普通の本棚のように使える次第。また、上の写真には無いけれど、はしごを使うような状態にして座席代わりに用いることもできる。
これ、ロフト部分への階段用にもそのまま使えそうな感じがするなど、色々と応用が出来そうなアイディア。シンプルだけど、素晴らしい。価格は1950ドル......だから大体18万円。うは、これはちょいとお高め。IKEなんとかが数分の一で、類似コンセプトの物を創ってしまうかもしれないな。
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