↑ マクドナルド月次セールス(既存店、前年同月比)
この後掲載予定の【外食動向に大きな変化、されどハンバーガーは対象外!? 世帯単位での外食などの利用性向推移をグラフ化してみる(家計調査報告(家計収支編))(2014年)(最新)】で、ついでながらに作成した、マクドナルドのここ2年ばかりの月次営業成績動向。2014年に入ってからの分は反映させてないけど、まぁ、こんな感じ。
パッと見で分かるんだけど、売り上げは概して前年同月比でマイナス圏を維持。そして2013年の序盤までは「単価を下げて客数を底上げ」(ポテトなどの期間限定の廉価販売も多用されてたな、この時期には)、それ以降は「単価を上げて客数が下落」という塩梅。それぞれ前年同月との比較なので、反動も幾分はあるんだろうけど、ここまであからさまに「あちらを立てればこちらが立たず」的な四苦八苦の状況が見えているのも興味深い。
利益を出すためには売り上げをあげにゃいかんのは当然として、その売り上げでどれほどの利益を得られるかも問題。要は収益率が低ければ、売り上げを伸ばすだけではダメってこと。その見方で考えると、売り上げが落ちても利益率を上げて利益が上がっていればいいんだけど、それはあまりにも楽観的な考え方なのかしらね。......まぁ直近の決算短信や四半期短信などを見る限りでは、やっぱり楽観的な雰囲気が強いけど
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