霧状の液体を噴霧して空中にスクリーンを作ってそこに画像を投影したり、壁に映像を映したり、専用の眼鏡やスマホ経由で情景を見ることでリアルとCGを一体化させたり......様々な手法でVRだのARが展開されているけど、未来はこんなゲームで楽しめるんじゃね? 的な映像。
ベースはWii U。タブレット型のコンソールを使って広場でリアルなゲームキャラクタや場面などを展開させ、ある時はキャラクタを操作し、ある時はプレイヤー自身がキャラクタに成り代わり、ゲームを楽しむという仕組み。3Dタイプのリアル化だけど、遊びの根幹部分は今とあまり変わらないという。マリオの影がちゃんと描写されているあたり、リアルだなあ、という雰囲気がある。
でも、それにしてはプレイヤーがあまり面白そうな顔をしてないのね。役者が下手なのか、それともそういう演出なのか......いくらビジュアルをきれいに、本物のようにリアル化しても、ゲームの面白さとはまた別物だという皮肉もあるのかもしれない。
これとはちょっと視点を変えて、プレイヤー自身がゲーム内のキャラクタとして参加する形で、リアルさを楽しんだらというのがこちら。
状況の突然の変化にあたふたしつつも、ぎこちなく、でもちゃんとゲームをこなしていくあたりがかえってリアルだな。
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