Akafuji あかふじ パスポートカバー
富士山が朝日に染まって地面の部分が朱色に染まり、赤に山頂付近の雪の白が一層映えて互いの色合いを強調、より芸術的な情景を創り上げる現象「赤富士」。葛飾北斎の富嶽三十六景「凱風快晴」が有名だけど、富士山を美しく描く作品では、結構良く出てくる情景なので、見たことがある人も多いかも。
その「赤富士」をパスポートカバーで創生してしまうって発想の商品がこれ。関連商品経由で視界に留まった時、「ああ、これはやられた......」的な、賛美のため息が漏れる程の発想の素晴らしさ。パスポートのカバーの色の紅を富士山の地の色になるようカバーのデザインをすることで、普通の富士山のカバーが、「赤富士」に早変わり。しかも菊の紋章とJAPAN PASSPORTの文字がちゃんと富士山の中央部分に位置するようなデザイン的工夫までなされているので、パスポートそのものを常用するのにもまったく不具合は生じないし、さらなるデザイン的なセンスをかもしてくれている。
コロンブスの卵的なカバーだけど、パスポートのあの色を赤富士とリンクして、それを基にデザイン化するセンスは、素直に賛美できるよね。こういった感覚の持ち主が、ホント羨ましい。
自分で使うのはもちろん、ちょっとしたギフトとしても喜ばれるだろうな、これ。
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