↑ 「なんでケータイで読んでるねん?」の最上位理由
詳細は大本の記事で確認して欲しいけど、新興国において携帯電話、しかも多分にスマートフォンでは無くて従来型携帯電話がむっちゃ浸透し、それがそれらの国々の識字率の向上に貢献している、とりわけ女性においてその傾向が強いという話。【「あと63億人も残っている」の真実味】や【古くて新しいデジタル教科書「Smart TXTBKS」】でも伝えた話がより一層現実味を帯びてきた、というか状況が進展しつつある。
もっとも元記事でも指摘の通り、今報告書では基本部分でミスっているような統計値が多いのってのが困りもの。あるいはミスに読めるだけで、本当にその通りなのかもしれないけど......。これがあるので、中味を記事化して精査するのはちょいと保留。
一方「携帯電話上の購読を紙媒体における識字率と同一視するのはどうかしら」的なニュアンスの話もあるけど、それは賛否両論な感がある。同一視は確かに難しいけど、文章を読むという観点では単にメディアが異なるだけだからね。メールでの配信ではなく、特定サイトへのアクセスによる購読なら、やはり能動的な読書には違いない。
従来型携帯電話にはスマホには無い需要がある。興味深いねえ、ホント。日本の従来型携帯電話、いわゆるマルチメディアフォンこそ、今件のような国々にはマッチするような気がするんだけどな。ドコモがインドから撤退する(厳密にはタタ・テレサービシズからの出資を引き揚げる)という話はあるけど、展開そのものでは無く、戦略のミスだったという感じはする。
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