↑ スピリッツ25号(2014年5月19日発売)がコンビニに並んでいる様子"
例の「美味しんぼ」関連の話もあり、時間を取って本日発売のスピリッツを調達。前号では一部で「某系列で上層部から『陳列するな、レジから直接販売しろ』との通達があった」という陰謀めいた話が持ち上がっていたので、最大手と二番手のコンビニで、がっつりと陳列されていることを確認。まぁ個人店舗ベースでならありえるかもしれないし、そもそも論としてコンビニでは立ち読み周りの問題で雑誌の一部を陳列せずに、レジから直接客の求めに応じて手渡して販売するというスタイルも登場してるので、そのあたりと勘違いしたのではないかなあ、という超好意的解釈。
↑ スピリッツ25号(2014年5月19日発売)をはじめ、該当の3号分"
......で、内容としては先行する形で早売り取得者によって伝えられていたものと同じ。つまりフェイクの類では無かったということで、ある意味なるほど、ある意味事実であってほしくなかった感。編集部、あるいは小学館側はこれで幕引きを図りたい思惑にじみ出まくりだけど、3号合わせて60万部を、このような内容で、印刷物として世に広めたというだけでも責任は非常に重い。
見方を変えれば、これでシャンシャンでおしまいということになれば、必ず同じこと、さらにはエスカレートした状況のものが発生することは間違いない。これまでも似たようなことを繰り返してきて、少しずつエスカレートさせてきて、今回臨界点を突破したわけだからね。どのようなものでも、人や人で構成される集団ってのは学習するものだから。
「編集部の見解」部分については、先ほどウェブ上で別途同じものが掲載されているのが確認されている(【『美味しんぼ』福島の真実編に寄せられたご批判とご意見、編集部の見解】)。これだけでも頭痛のネタになることは必至だな。単にウェブ上に載っただけではなく、この文面が20万部の雑誌の上に掲載されたという事実を認識すれば、ね。
それほどまでに、部数と歴史を重ねる商業誌ってのはウエイト、社会性が高い。だからこそ皆が敬うし、コンビニで読まれてはよろしくないような内容のものについては社会的なツッコミが入ってくる(R18系雑誌問題とかね)。それを認識せず、あるいは認識した上で今件の内容を展開したとなれば、病巣は深いな......。
あと先日ちょいと指摘したけど(【該当ツイート】)、時系列上の齟齬も出てきてるし、ね。
ちなみに「くーねるまるた」は納豆汁の話でした。
コメントする