【段ボールで実物大デゴイチ、4千個使用 長崎】
【総合会館文化ホール】
長崎県東彼杵町の総合会館文化ホール関連の公式サイトを当たった限りでは、関連する情報がないので、今件新聞記事でしか確認できないのが残念だけど......動画を観る限りではかなりしっかりとしたつくりでびっくり。実物大というだけでも驚きなんだけどね。人のサイズのガンダムとかは良く見聞きするけど、SLをこのサイズで作り上げるとは。
説明によると設計事務所で長年働いていた人が、その技術を活かして作り上げたとのこと。設計図を基に、一部は実物を採寸して設計したという話もある。製作期間は10か月。5月11日まで一般公開され、入場は無料。
驚くべきなのはそのサイズや造形だけじゃなくて、素材の段ボールにもある。この類の生成物の場合、概して専用の業務用段ボールなどを使うものだけど(まとまった量で同じ材質のが手に入りやすいからね)、そうではなく、青果用の段ボール箱を市場関係者から譲り受け、約4000個を使って構築したんだそうな。
これ、展示後は壊すのかな、もったいないな......と思ってたら、やはりあちこちから引き合いがあるそうで、福岡市や南島原市での展示がなされ、その後も各地での公開も検討されているとのこと。
マンションや住宅などの完成予想図代わりに精巧なミニチュアモデルを創るため、それ専用の設計士もいるし、いわゆるモデラーもその類なんだろうけど、こういった造形を創り上げる仕事ってのもいいよねえ。夢があって。
コメントする