日本でも例えば秋葉原の駅前で複数の調理機器をはじめとした便利アイテムの路上実演販売が行われていたけど(今でもやってるのかな?)、今映像に登場するのは1993年から2009年までニューヨークの道端で同じように路上実演販売を行っていた、イギリスの販売人 Joe Ades氏。「皮むき器の紳士」との異名を持つ位に巧みなパフォーマンスが人気を集め、5ドルのスイス製皮むき器を5分もたたずに1ダース以上売りさばいている。彼はその実績を認められ、2009年にはアメリカの市民権を得るまでに至るのだけど、残念ながら同年に亡くなってしまっている。
別の映像を観るとこの Joe Ades氏、そのセールスで億万長者になったとの話もある。実態はどうかはわからんけど、一芸を極めれば世の中はちゃんと認めてくれるという好例だね。
これは映像だからまだ実感はわきにくいのだろうけど、実物を目の前で見せられると、やはり吸い込まれてしまうような魅力を覚えるんだろうな。それほど人のワザ、匠の所業というのは素晴らしいものなのだよね。
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