コンビニとスーパーと中食と

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↑ ローソンの店内厨房らしき場所
↑ ローソンの店内厨房らしき場所


前にも一度紹介したかもしれないけれど、当方の行動領域内にある某ローソン店での話。食品系スーパーではよく見受けられる、そしてコンビニでもミニストップでは当たり前になっている店内厨房。そこで作られる惣菜がさらに充実してきたようなので再チェック。先日本家サイトで【コンビニと外食店の一体化店舗で「地域のよろず屋」を目指す...ファミマとフジオフードが包括提携契約】にて紹介した件のように、コンビニと外食店との接近も色々と気になるし。

↑ 店内手づくりおにぎり
↑ 店内手づくりおにぎり


ブランド名付きのプレートが無かったことから、まだ規格統一的なものでは無いらしいけど、店内厨房で作ったとされる食品の充実ぶりは、ミニストップのそれに近い。......で、中身をよく見直して、さらにミニストップでの同様のコーナーを思い返して気が付いたんだけど、具材を極力カウンターフーズと共通化させて、工程(あるいは社内流通)を簡略化できるような工夫がされてるんだよね。一番下のお弁当の部分を見ると分かるんだけど、揚げ物がメインで、見た目はちょっぴりよくなるけど手間がかかる野菜系の惣菜がほとんどない。

考え直してみれば、カウンターフーズとしてフライヤー系の食材を買って自宅で食べるという中食的な食の取り方をするのなら、ご飯もついでに買ってくれればいいじゃない? 的な発想は十分あり。野菜が足りなきゃ隣のコーナーで野菜サラダなどを合わせ買いすればいい。

ってここまで来るとホント、普通のスーパーと何ら変わりないのよね。店員側の負担が増えるのは当然(厨房専門のスタッフがいないとオーバーワークになりそう)だけど、店の存在価値をアップして来客数を増やすことや、客単価を上げるという観点では良い話かと。

ある程度の面積が必要なので展開可能な店舗は限られるだろうけど、今後こういうスタイルの展開を行う店舗はローソンに限らず増えてくるんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2014年5月25日 06:58に書いた記事です。

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