車内火傷0.95%、車内熱中症・脱水症状0.63%という実態

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【およそ52%の人が車内でのケガや危険な目にあった経験があります。これからの季節、やけどや熱中症にもご注意を! 】


2012年夏にJAFが実施した車内温度の検証テストによると、気温35℃の炎天下に駐車した車内のダッシュボード付近は、最高温度が79℃に達しました。ハンドルの温度上昇を抑えるためのサンシェードや、ダッシュボード付近に物を置かないように注意が必要です。後部座席でも、直射日光が当たるとチャイルドシートの金具部分が高温になることが考えられます。子どものやけどを防ぐため、タオルをかけるなど対策が必要と思われます。

先日発表されたJAFのリリース。回答事例数の多数は通常のトラブル、例えばドアに手や足をはさんだというものだけど、これから夏に至るに問題視される熱中症ややけどについても、回答者のうち車内火傷で0.95%、車内熱中症・脱水症状では0.63%の経験率が確認されている。指摘にもある通り、車内の部品ってすげぇ熱くなることがあるんで、油断して手を触れるとエラいことになるんだよね。

そしてこの時期ではよく見かける、サンシェードが思った以上に効果的だというのが、今件紹介した動画で分かる。構造は極めてシンプルだし、それこそ雑貨店や100円ショップの類で調達できそうなもんだけど、ここまで効果的とはねえ......お風呂用の銀コーティング的なビニールシートのようなステキ効果。

リリースに指摘されている通り、子供を同伴する場合は特に、これからの時期、気を付けてほしいな。エアコンがついているからと油断して短時間でも放置したり、あるいはチャイルドシート部分の高温化に気が付かずに自動車に乗り込む時に座らせてしまったりとか。

どれほど注意啓蒙しても、この類の事故は毎年必ず発生してしまう。ゼロにする・できるというのは恐らくありえない(自動車そのものを全廃するしかないだろう)。でも出来る限りの努力をして、その数を減らそうという姿勢を見せ、実行しなきゃならない。交通事故件数同様、少しずつ事案が減ればいいんだけどね。。。

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このページは、不破雷蔵が2014年6月20日 06:16に書いた記事です。

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