↑ ライブドアブログで特定カテゴリのみnoindex化する方法該当タグ
いわゆる検索エンジンの「重複判定」「低品質判定」(の誤解。意図的にそのような記事を書いたのならともかく、その意図も無いけど判定を受けかねない記事ってのは、定点観測的な記事を掲載する場合には良くある話)を防ぐため、特定記事の削除をしなければ、という判断が求められる場合がある。当方の場合は、「優待単元情報」のココログへの移行、一部記事(寄稿とか)の削除、そして新商品系記事の「PN」サイトへの移行が良い例。
ただ、せっかく書いた記事を削除してしまうのは、他の記事とのリンクも合わせると、あまり好ましい話では無い。ということで考えられるのが、metaタグを利用した特定該当記事のnoindex化。要は「存在するけど検索エンジンには収録しないでね」と指定するもの。これなら他ページからのリンクは活きたままで良いし(ページそのものは存在しているからね)、「重複判定」「低品質判定」は一応クリアできる。
で、その方法なんだけど。普通のブログアプリケーション、例えばWordPressやMovableTypeならば個別記事に対するテンプレートを複数用意しておいて、何らかの指定(タグ付や対象記事へのスイッチ)により、その該当記事のみnoindex付きのmetaタグを付けた特別テンプレを適用すればいい。ところがライブドアブログなどのブログサービスでは、基本的に個別記事に使えるテンプレは1つのみ。このような手法は使えない。
さてどうするか...ということでしばらく悩んでいたんだけど、先日見かけたブログからヒントを得て、試行錯誤を重ねることで、何とか出来た次第。具体的な仕様としては「noindex化を適用させるカテゴリを自作し、そのカテゴリの記事はnoindex化させる」というもの。ライブドアブログ独自のタグ解説ページ【独自タグ一覧(変数)】と【独自タグ一覧(条件分岐)】、特に後者を参考にした。
「nasi」というカテゴリ名を、記事をnoindex化させるためのカテゴリとし、そのカテゴリは第二カテゴリのみで使うものとする。metaタグ部分としては、
noindex化させたい記事...<meta name="robots" content="noindex,follow">
となれば良い。そこで独自タグの「IfArticleCategory2」を用いて、
という条件判断を行わせる。該当記事のカテゴリが「nasi」ならば「noindex,」が加わり、そうでない場合は何も加わらない。そして個別記事のヘッダー部分にmetaタグとして
を用いれば良い。これで第二カテゴリに「nasi」が入った個別記事のみ、ヘッダーが「noindex,follow」となり、それ以外は「follow」となる。第一カテゴリにしたい場合は「IfArticleCategory2」の部分を「IfArticleCategory」とすればいい。
ただしこれをやって特定記事をnoindex化しちゃうと、検索に引っかからなくなるので、記事そのものを書き手自身も見つけられなくなってしまいかねない。リスト的な物を創っていればいいんだけどね。この辺はまだ思案のしどころ。
とはいえ、カテゴリ指定により特定記事のみnoindex化できるようになったのは強い。将来使うことになるかもしれないので、技術検証用の覚え書きとして。
追記:
あ、そうか。カテゴリ名を「noindex」そのものにすれば、カテゴリ名をメタタグ内で指定する事により、もっとシンプルに出来るのか。もっともその場合、カテゴリそのものが1枠それだけに限定されてしまうので、実用的ではないですね......
LivedoorってPCしか要素追加できませんよね?
このやり方の場合スマホの方はnoindexできてないような気がするんですけど大丈夫ですか?
確かに。スマホに関してはアクセスの詳細が取得できないので状況の把握は難しいのですが、ダイナミックな影響は今のところ無いですね。スマホの検索状況に関しては、重複判定はさほど大きなウェイトではないのかもしれません。
無論、ライブドアブログの自動置換スマホページでも、PC版同様の対応ができるような仕様にシフトしてくれるとありがたいことに違いは無く。