何を言ってるか分からないと思うが動画を観れば感激すると思うんだな、これが。概要を説明すると、木製のカヌーで移動が行われることが多いマレーシアのMabul島で撮影された映像で、説明にはないけれど状況から判断するに、カヌーが転覆などのトラブルに遭遇した際にどのような対処をすべきかについて、大人の女性(先生?)が教えている場面みたい。
で、肝心なのは左側にいる女の子。はしけにしがみついている一方、転覆したカヌーに足をかけ、一体何をしているのだろうと見ていると、両足をカヌーの両端に乗せ、しきりに左右にシェイクをしはじめた。
そしてバランスを取れるようになるとはしけから手を離し、巧みに体を揺り動かしてカヌーを左右に揺さぶり続ける。するとカヌー内にたまっていた水が、その振動と共に少しずつ両脇からはみ出て外に出て、中の水の量が減っていく。何度も激しく振動させ、いつの間にかカヌーの中の水は空っぽに。「これでオッケー」とばかりに女の子はカヌーから飛び降り、溺れる訓練をしていた子供達の方に蹴り飛ばす。子供達はこぞってカヌーに手をかけ、一安心という次第。そして先の女の子は、どこかに流れていたオールを持ってきて、溺れていた子供達をすくいあげていく。
あまりにもの技術の巧みさに「これ、合成映像なんでは?」と目を疑うほど。詳しい解説が無いので状況はこれ以上分からないのだけど、あるいは常日頃から商売でこんな感じのカヌーを使っているのかもしれないね。
何にしてもスゴいことには違いない。
(ソース:【Most Watched Today】)
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