↑ Banana Wet Floor Caution Sign
ビジュアルを見た瞬間、「ああ、これは一本取られた」と思いっきり感心しまくった、アイディアがステキングな三角コーン。工事中の場面だけでなく、ワックスがけをしたり水拭きをするなどで、コーティングされた床の面が滑りやすくなっている場合、あるいは雨が降って水で濡れてスリップしやすい状況の時「滑りやすくなっています。注意してね」の警告の意味で三角コーンが置かれることがある。コンビニの入り口とかでもよく見かけるよね。その「滑るので注意」の三角コーンを、より専門化し、しかもぱっと見で何を訴えているのかが分かるようにしたもの。
バナナの皮といえば実際に滑りやすいけど、それ以上に漫画や映画などで「床においてあれば滑るもの」という、定番中の定番的なアイテムとして皆に知られている。そこでそのバナナの皮を模した三角コーンを創り置くことで、周囲が滑りやすいということを、瞬時に知らしめることができる。これなら単なる三角コーンよりもはるかに効果的にメッセージを伝えることが出来る。
造形として実物を見れば「なんだこんなシンプルなもの」と思うかもしれない。しかしまさにこれはコロンブスの卵的な発想。これを思いつき、体現化したその力量には心からの賛美を贈りたい。説明によると台湾のHsieh Chen-yuan氏とその仲間たちによってつくられたものとのこと。「バナナの皮がすべる」ってのは世界共通(!?)の法則なので、日本でもすぐに採用・導入してもいいんじゃないかな。子供が面白がって近寄ってきて、かえってリスクが高まる可能性はあるけど(汗)。
(ソース:【Like Cool】)
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