↑ バナナな三角コーン
先日【この発想は素晴らしい・床のスリップ注意をうながす三角コーン】で取り上げた、バナナの皮を模した三角コーン(記事掲載時には「三角ポット」と表記していたけど「コーン」の方が分かりやすい、一般的ではないかとの意見があったので差し換え)。結構大きな反響があり、みんな「してやられた」「一本取られた」という感想を抱いていたんだなと再確認。
その一方、本文中でも「子供が面白がって近寄ってきて、かえってリスクが高まる可能性」とした件について、意外な指摘があり納得感。いわく「大阪だとここで全員コケるプレイだろ」というもの。......ああ、なるほど。大阪のノリでは、確かにそういうことをやって周囲のウケを狙うという事案が多数発生しそうな気がする。
対象物を大型化して興味関心を引かせるっていう手法はプロモーションや広告、公知の手法としてよく行われる。コカ・コーラはしょっちょゅうやっているし、ゴミ周りの啓蒙プロモーションで空き缶や吸い殻を巨大化したという事例もある。今件のバナナは直接そのもののアピールでは無く、事象を象徴するアイテムの巨大化という点で少しベクトルを異にするけど、発想としては大体同じ。しかしそれを使って、あえて「注意しよう」という事例を意図的に起こしてウケを狙うという方向性は、指摘されるまで分からなかったなあ、これは勉強させられた。
と、なるとアレだな。このバナナ型三角コーン、仮に日本で採用されるようなことがあっても、関西方面では使用制限を設けないとあきまへんな。逆に関西方面だからこそ、足元に気を付けてくれるようなものって、何があるのかなあ。「足元見るなよ、注意するなよ、絶対だぞ」的なプレート?(根本的に間違っているような気がする)
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