例の野次と銃口事件の記事に関する後日談的所感

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↑ 心理描写
↑ 心理描写


先日【それ自身は問題視すべきだが...都議会暴言と防衛副大臣の銃口問題】と、それを大幅にリライトしたヤフー個人での【都議会「野次」と防衛副大臣「銃口」問題、それ自身は問題視すべきだが...】の記事を挙げてから一昼夜経った後の感想。ある程度予想はついていたけど、中身を読んでいない、読んでいるけどそれを無視して我を通す、条件反射的な反応が多い、さらには茶化して鼻で笑うような感想が多くて、少々げんなり。

その上、同日に挙げられた同類テーマに関する、逆上したような、アグレッシブな記事に多数の注目が集まり人気を博している状況が目に留まるに連れ、「やっぱりイエロージャーナリズム、煽動主義ってのは有益なんだな」「今件の記事のような正直者的なものが馬鹿を見る世の中なのかな」とますます凹み状態。煽動主義的なものを肯定する動きは、検索エンジン自身にもみられるからなあ......。

ソーシャルブックマークやツイッターでの公式RTに目を通しても、多分に逆上的、感情的なもので雄たけびを上げるものが多く、特に女性の方々の理不尽かつ攻撃的な意見が目に留まる。しかもその大半が(当方が見た限り。ツイート全体を精査したわけでは無いので、念の為)、雰囲気的に、先の表現規制問題に関して一部漫画家先生が意見している反発的、粗探し的なものと似ているような気がしてならなく、それがまた痛々しい。御本人は良かれと思ってやっているのだろうけど。

ある意味、このような事態、展開を恐れていたからこそ、あのような記事をしたためたというのもある。しかしツイートやヤフー個人ニュースという場で、声を荒げる方々のご意見が大いに賛同を集めアクセスを受け注目される一方、当方は嘲笑され理不尽な糾弾を受け目にも留められない、というところを見ると、自分の力量の無さを改めて思い知る次第。

それとも何かなあ。これもまた、エンタメのネタの一つ程度にしか認識してないのかなあ。雰囲気的にそんな感が強いのだけど。そう思うと、それはそれで悲しくもある。

今の世の中って、そこまで正直者、努力をする者が馬鹿を見る時代なんだろうか。

......一つ付け加えておくと、今件にはある種独特の「香り」がしているのも確か。それが当方をして、冷静、というか俯瞰的に事象を見ねばと思わせた一因であるのは否定しない。具体的に何かは言葉にしにくいし、曖昧なままでテキスト化すると誤解を受けるので、現時点ではホールドしておけどね。

覚え書き。
【ブログが炎上して自殺した小泉みつお議員は一体何を書いてしまったのか?】(GIGAZINE:2013/06/25)

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このページは、不破雷蔵が2014年6月21日 07:31に書いた記事です。

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