↑ ヴィニイルファクトリー くまモン
発売元はユニオンクリエイティブインターナショナルだけど製作元はあの海洋堂な、くまモンのソフビ。サイズは約138ミリで、手のひらに載せるとちょいと大きいかな、位。アクションフィギュアと戯れさせるのにはちょうど良いかも。
説明にも書いてあるんだけど、この「くまモン」で一番驚いたのは、その体系のリアルな再現ぶり。「熊本の美味しいものを食べ過ぎて太ってしまった体型を完全再現」との文言に、思わず頷かざるを得ないようなその体系の表現には「え、あ......」とばかりに、事実を突きつけられて少々唖然としてしまう雰囲気。正面から見ればまだ「いつものくまモンか」程度なんだけど、横から見た時の、うーん、なんというかな、漫画的表現ともいえる、中年太りのサラリーマンをSD化したみたいな、お腹の部分のリアルさが、なんとも、はや。海洋堂の恐ろしさがあらためて認識できる次第。
被り物としての静止画、あるいはイベントなどで参加している情景を映し出した映像資料を見ていると、そこまでの太っ腹(色々な意味で)には思えないんだけど、こうやって精密な造形化されると、「おお......」と何だか嘆いてしまいそう。まぁ、それでも相変わらず愛嬌の良さが身体全体からにじみ出てくるところは、くまモンのカリスマ性ってところかな。
ちなみにこのくまモンを表示させた時に連動表示されたのは、同じくユニオンクリエイティブインターナショナルの「カツオ人間」......おい、それをリアル化しちゃったら色々まずいでしょ、特に後頭部の断面図が。でもそれをやってしまうのが海洋堂。そこにシビれる、あこがれるゥ。
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