「台風8号が気象兵器で云々」「気象操作によってかんぬん」というTWを見て、アートディンクの名作市政ゲーム「トキオ」をブラウザゲームでプレイしたくなった系ふわりん http://t.co/FSt7YCP2ao
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 7月 11
先日発生し日本を縦断した......かと思ったらその途中で勢いを大きく減じた台風8号。その動向に鑑み、台風の発生から合わせ「気象兵器」だの台風の勢いや方向を人工的にコントロールしただの、さらには連動した地震がその証拠だのと頭の痛い話をマジ口調で語る人が結構(いや、全体比で考えれば少数なんだろうけど)見受けられたので、「んなこと『トキオ』の天気予定じゃないんだから」と突っ込みを入れた次第。台風も地震も巨大なエネルギーを有する自然現象には違いないけど、そのままエネルギーを置換できるような質のものじゃないし(戦艦大和一隻潰せば零戦が何機作れる云々ってレベルの話ですらない)、そもそもそんな技術があるのならとうの昔に有効活用しているの他ならない。
で、その話に出てきた「トキオ」ってのが、結構名作だったよなあ、ということで覚え書き。発売されてから随分と経ってから遊んだ記憶があるんだけど、設定は上の通り。スペースコロニー内での区政なので、気象コントロールが可能なため、天気予報ではなく「天気予定」となるんだな。その気象コントロールをはじめ、多種多様な行政命令が実行でき、それに従いコロニー内は発展し、自分の支持率も上下していく。都市建設系のシミュレーションだと「シムシティ」系が一番メジャーだけど、それの行政部門を思いっきり盛り込んだ作品。詳しくは動画を見た方が早いね(笑)。
内部パラメーターやコマンド的に、今の風潮ではこのまま出すのはマズイかなあっていう類のものも一部あるけど、内容としては極めて優れていて興味深い作品。続編として、独立国家化して、行政部分がさらに面白くなった「トキオ2」と合わせ、是非ともブラウザゲーム化して欲しい一品。「2」あたりは仕組みを工夫すれば、ソーシャルゲーム化も容易じゃないかな??
これに限らずアートディンクの作品って、コンセプト的に今の時節に合わせてブラウザゲーム化、ソーシャルゲーム化しやすい素材が結構多いんだよね(「天下御免」とかさ)。今ではA列車シリーズにシャカリキっぽいけど、こちら方面にも目を向けてほしいな。
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