↑ JASDF羊羹
いわゆる「航空食」としては甘味が結構知られているけど、航空食としてだけでなくエナジードリンク的な携行食としての役割を果たす甘味に羊かんは重宝されることが多い。サイズは小さめで済むし栄養価も高め、保存も利きやすく、好き嫌いで問題視されることもあまり無い。今件は通常のバータイプの羊かんをベースに、JASDF(航空自衛隊)納品専用としての羊かんが出来たよという告知が、航空自衛隊・三沢基地で行われたという話。...とはいえ空自のサイトそのもので知ったんではなく、井村屋の公式ツイッターアカウント経由なんだけどね。
説明によると「ぶどう糖15g、カルシウム66mg」「濃厚チョコレート味」「水がいらないウェットタイプ」「倉庫内省スペース設計」「ゴミが少ない」「デジタル迷彩カバー」「1本あたり194kcal(おにぎり約1個分)」という仕様。迷彩カバーは多分に雰囲気的なものもあるんだろうけど、ステキングな仕様。ただし「過酷な訓練及び災害派遣等における隊員の活動を支えるため、今後は、災害派遣や訓練等の携行食として使用したいと考えている」ともあり、また現状では一般市販の予定はないらしい。ただ、空自側も井村屋側も結構ノリノリでツイートしているところがあるので......
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というわけで、ちょっと航空自衛隊 三沢基地に納品しててくる
http://t.co/25nmsARdDN
— 井村屋株式会社 (@IMURAYA_DM) 2014, 7月 8
Ω ΩΩ <な、なんだってー!!!
空自三沢基地と井村屋さんがコラボだと!?
"@IMURAYA_DM: @miyagipcoさーん、(ゝω・)テヘペロ http://t.co/RThMaC6rH2" pic.twitter.com/cqSQXH1Ysi
— 自衛隊宮城地方協力本部@公式ですよ☆ (@miyagipco) 2014, 7月 8
将来的には限定販売(例えば自衛隊グッズをよく販売しているファミマの通販サイトとか)や、自衛隊のイベントでの販売などもありえる、かもしれない。
ちなみに今件「JASDF羊羹」の保存期間は約一年。【「えいようかん」試食】で紹介した防災用の「えいようかん」は5年の保存期間を有するので、コスト的なところを見極めて3年位まで引き延ばした版も登場するかもしれない。大量に確保しておいて、隊員向けとしての常備品向けだけでなく、被災先での提供アイテムとしても考えると、結構役立つかも?
それと今件で「おや?」と思ったのは「デジタル迷彩カバー」。これ、結構見栄えがいいよね。最近デコ系の、自分でデザインを施して作るタイプのお菓子サービスが増えてるけど、バータイプの羊かんでもこんな感じでデザインができるようなサービスがあってもいいんじゃないかな? いや、まあ、このサイズのシールを量産して貼りつければそれでいいんだろうけど、やっぱり雰囲気っていうか、ねえ。
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