↑ 通常時入金イメージ
先に......というか記事執筆時点ではこれから本家サイトに掲載予定の【特典を見える化・モスバーガーのプリペイドカード「モスカード」に「MOSポイント」制度導入】に関する補足的な考察。今件そのものはざっくりとまとめると「これまでモスカードにオマケしていたポイントは、清算時に優先して自動的に使われていたけど、今後は別分けにして特典ポイントの蓄積が見えるようにするよ」「特典ポイントは清算時に言えばチャージのお金と同じように使えるよ」という仕組み。元々モスカードはポイントカードでは無くプリペイドカードの類だったから、ポイントの蓄積機能は無くても良く、特典によるポイント付与もオマケみたいなものだったから、今回の「MOSポイント」制度は、ポイントカード的な機能も付随したってことで、喜ぶべき話ではある。
......のだけど。うがった見方を一つ追加しておこう。
「モスカード」のチャージしたお金の有効期限は3年。ところが別分けされた「MOSポイント」の有効期限は1年間。いずれも最終付与もしくは最終利用からという点では変わりないけどね。「MOSポイント」を別分けして貯めておけるようにすることで、引越しとかの理由でモスを一時的に使わなくなったり、何らかの事情でしばらく封印したり、あるいは財布の奥底に入り込んで使う機会を逸した場合など、「ポイントを使わない期間が継続して有効期限切れ」となる機会が、確実に増加したことになる。
これまでは、支払い時に優先して消費されるので、利用される限りはポイント喪失ということもないし、有効期限は3年。しかし今後は有効期限は1年。期間が短くなった分だけ、確実に有効期限切れで失効するポイント数は増えることになる。
統計は当然公開されていないので実態は分からないし、確率論的に考えても殆どゼロに等しいだろうけど、少なくともゼロでは無い。会計上の問題もあるので一概にはいえないけど、モス側にマイナスとなるような話ではない。
まぁなんにしても。賢い話には違いない。「見える化」のメリットを考えれば、そして利用者自身が失効に気を付けていれば、特に問題ない話だからね。
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