【病院内で携帯電話の利用に新指針 病室はOK、手術室はNG】
【「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針(案)」等に対する意見募集】
↑ 変更後の病院内利用ルール一例
先日本家サイトで紹介した話【西日本鉄道各社では「優先座席付近では"混雑時には"携帯電話の電源をお切りください」に変更へ】と連動する形になるのかな。携帯電話の性能の変化と利用スタイルの移り変わりに伴い、電車での利用マナーの切り替えに続き、医療機関における携帯電話の利用ルールも変更される方向で話が進んでいるという件。
現状では「こんな風に変更したいけど、どうよ?」的な提案の状態。これを基に意見を聞いて、その上で最終的な結果として正式に決定・公知が行われることになる。医療機器との距離は1メールほど離すこと、待合室や廊下などはその医療機器が無いことから、通話も含めて利用が可能(もちろんマナーを守ることは欠かせない)、病室でも利用は出来る、としている。
まぁ利用そのものが可能なエリアは増えるんだろうけど、病院ってのはそもそも基本的に病人がいる場所なので、医療機器そのものを身体に実装(内装も含む)している人も多く、それらの人が行き来することを考えると、心理的な影響も合わせ、日常の場のような使い方はあまりお勧めできないような気がする。自分がそのような医療機器を付けていたとしたら、やはりあまり良い気分にはなれないからね。
結局は周囲の状況を見極め、配慮の上で利用すること。これは病院に限った話ではないし、そして携帯電話の利用だけの話じゃない。ちょっとした気遣い、というやつかな。指摘されるまで分からないことも多いってのが難点なんだけどね。
まぁ、待合室で携帯電話が使えるってのは、正直有難い話ではある。あの待ち時間の長さは苦行に等しいから(笑)。
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