↑ ちょっと進化したスクエニ偽装のフィッシングメール
先日【いつの間にかスクエニのゲームを利用したことになっていてしかもゲームのアカウントを所有し「危険だよ」と警告メールが来た件について】で紹介した、スクウェア・エニックスを騙ったフィッシングメールの件。しばらくは毎日のように同じタイトルで日付だけ変えてやってきたんだけど、ここしばらくの間はぱたりと止まって、おう、何らかの対抗措置が取られたのかなと思っていたら、今日付けでこんな感じのメールが。
やはり当方はスクエニ関連のアカウントは保有していないので、これがフィッシング系のメールだとは一目で分かるのだけど、以前よりは少々手が込んでいる。一応タイトルも合わせ日本語らしいものになっていて、ぱっと見の違和感がない。でもHTMLメールとして表示されるURLと、実際にクリックした時の飛び先のURLは微妙に変えてあるし、飛び先はスクエニとは別の場所。うん。前回と同じ手口だね。URLは変えてあるけど。
前回の「常確認」のものについては【実は手が込んでいた?スクウェア?エニックスを騙るフィッシングメール。】で実際にアクセスした人の話が語られているけど、中国系のものであることが判明している。今件もまた手口からして同じ、あるいは類似系統のものなんだろうなあ。
メールを出すコストはゼロに等しいので、山ほどまとめて送ればあたりがゼロに近くてもゼロでなければ必ずリターンはある。そこを狙った類のものなので、送信先の国でどうにしかしないと、どうしようもないんだよね。たとえばこのメール、スクエニ側がいくら注意喚起をしても、メール送信そのものは止まらないよね。送信側に直接止めさせる権限が無ければどうしようもない。日本国内ならまだ該当する管轄官庁に通達してうんぬんってのができるんだけどねえ......。
ともあれ、ご注意を。
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