↑ 利用端末別掲示板・チャット利用率(2012-2013年末)(家庭内外)
本家記事の【若者は携帯>>パソコンの時代に...インターネット機器としての個人の携帯電話やパソコン利用率をグラフ化してみる(2014年)(最新)】などにもあるように、先日から総務省の通信利用動向調査の結果を基に色々と状況を精査中。その中でソーシャルメディアの利用動向を確認していた際に、ちょいとばかり気になった動きがあったので、こちらで補てん的に......ってもそのソーシャルメディア関連の記事の掲載はもうちょい後になるのだけど。
このグラフはそれぞれの端末でインターネットを利用している人における、過去1年間の掲示板やチャット利用率。例えば2013年末においてはパソコンでインターネットを利用した人の6.3%が過去1年間(つまり2013年中)に掲示板を利用していたことになる。その他ってのはスマートテレビやら家庭用ゲーム機やらで、考察の上では無視して良い対象。
この動きが2012年から2013年への単独の動きなのか、それとも来年以降も続くのかまではまだ分からないけれど、ソーシャルメディアの利用率の上昇と共に、従来型コミュニティの象徴ともいえる掲示板の利用率は確実に、しかもダイナミックに減少していることになる。大体1年で半分ぐらいかな。
特にモバイル系端末、スマホやタブレットでの利用がガクンと落ちたのは少々驚き。昨今の炎上話も掲示板からソーシャルメディアにその場を移しているし、時代の移り変わりってのを改めて実感させられる話ではある。
これ以上値が小さくなると、誤差がどうしても生じて来るので予想は付きにくいんだけど、来年発表の2014年末の値は、直近値の半分位になりかねないな、これは...。
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