↑ 内閣府防災公式アカウントが動画トラップに引っかかり、自動ツイートしてしまったトラップツイート
先日ちょいとばかり騒ぎになった事案。動画のサムネイルっぽい画像と圧縮URL、誘い込むようなネタで誘導し、自動的に宣伝ツイートをさせるアプリを連動させてしまう、悪質系ツイートの手法、以前【動画の「慣れ」でトラブるダマシのテクニック】で紹介した手口に、よりによって内閣府の防災情報を公知する公式アカウントが引っかかったようで、自動ツイートがなされていた。まぁ厳密には動画までは使われておらず、画像のみでの誘導なんだけど。
ツイートは7月5日の14時26分、ほどなくしてこのツイートは削除され、内部的にアプリ周りの連動も外され、16時10分には【お詫びの公知ツイートもなされている】。官公庁関連の公式アカウントにしては、土曜日中の対応としては早い方で、この迅速さは評価しても良い(無論トラップに引っかかったこと自体はほめるべきものではないし、トラップ発動のツイートをクリックした状況について精査し、しかるべき対応をしなければならないのは言うまでもない)。
それにしてもこの類のトラップは、ホント、減ることが無いねえ。時節ネタをガツガツぶち込んでくるってことは、有人でほぼリアルタイムにて情報収集して反映させているのは明らかなんだけどな(タイムリーなネタの方が釣り餌としては有効だからね)。引っかかって自動ツイートされる内容は同じなので、広がり始めた時点でそこから逆探すれば、はじめがどこなのかはほぼ特定できる。ツイッター側も腰をあげて「退治」をしていかなきゃいけないんじゃないかな。管理上、業務妨害という観点で。図書館の中で勧誘をしていたり、駅構内で勝手に露店開いていかがわしい商売をしていたら、それぞれの管理側は「対処」するでしょ? それと同じ。
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