子供に昔の技術を使った物品をいじらせてみたり、お年寄りに最新の技術やカルチャーと対面させて、そのリアクションを色々と考察する、いわゆるジェネレーションギャップの社会実験的映像シリーズ。今件では任天堂の携帯ゲーム機における始祖的存在、そしてファミコンと並び世界にその名を知られるようになった、初代ゲームボーイを今の子供達に与えてみたら......というもの。
今じゃカラーで3Dで二画面の携帯ゲーム機、さらにはスマートフォンやタブレット型端末までゲーム機的に使われる時代。果たして彼ら・彼女らはこのゴッツイ存在を何だと思うのだろうか。
......ということで見てみたのだけど、結構な子供がこれをゲームボーイだと知っていたのでびっくり。ただ、歳が幼い子供だとゲーム機、ゲームボーイであることが分からず、iPhoneのケースやWiiとの連動型ゲーム機(って言ってるのでDSシリーズあたりかな)、さらには音楽プレイヤーと勘違いする事例も見受けられる。無論その存在を知らなかったのだから、操作方法など分かるはずも無く、電源を入れるのにも一苦労。画像を大きく見せるアダプタにいたっては「どう使うのよこれ」とばかりにもて遊ぶ場面も。
ただ、そういう難儀派でも、電源を入れてその音で任天堂の機器だってのが分かるってのは、ある意味スゴイなと思う。そしてシンプルなゲームとして「テトリス」をプレイさせる場面も出て来るけど、現在の複雑でカラフルなゲームに慣れている子供達も、思わず夢中になってしまう場面を見ると、「ゲームの面白さって、こういう本髄部分も大切なんだよな」と再確認させられる。
ゲームボーイそのものでしこたま遊んだ経験がある人には、ある意味ショッキングな映像かもしれないけどね(汗)。今からさらに10年位経ったら、同じ位の歳の子供達はどのような反応を示すのだろうか。従来型携帯電話などとも合わせ、見てみたい気がする。
(ソース:【Like Cool】)
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