↑ プレミアム牛めしの発売を公知するポスター
先日本家サイトで【松屋の牛めし、一部店舗で「プレミアム牛めし」に切り替え・価格は380円に値上げへ】にて紹介した、松屋の「牛めし」に代わる新ニュー...というか代替メニュー「プレミアム牛めし」。行動領域内に先行発売する店があったので、時間を割いて試食。いつもより店員が一人多く、一応新メニュー導入ってことで対応を取っているような感はあった。
んで、早速オーダーをして待つ事2分ほどで現物到着。
↑ プレミアム牛めし。専用の黒胡麻焙煎七味付き。七味容器の持ち帰りは不可
写真はすでに紅ショウガと黒胡麻焙煎七味をかけたもの。一応告知に「独自開発で作り上げ、肉が柔らかく、口当たりが良い美味しい牛めし」と書いてあったけど、それじゃ今までの牛めしの立つ瀬がないよ......と思いつつ、口にする。
まぁ、実際の所、飛びぬけて「美味し」と絶叫するほどのものではないけれど、確かに以前の牛めしと比べれば美味みは増している。以前の牛肉は薄っぺら感というかふにゃふにゃ感(ある意味それが「牛めし」たるゆえんではある)が強かったけど、今度の「プレミアム牛めし」はそれなりにしっかりとした牛肉感がある。もちろん牛焼肉系のと比べるとまだ柔らかさは強いので、「ちょっとだけ焼肉系に寄り添った牛めし」というところ。そして味そのものの濃さというかコクもワンランク上。別添えの黒胡麻焙煎七味もアクセントとしてはポイントが高い。
みそ汁もちょっと濃い目になった。以前の「お湯の量を間違ったようなインスタントみそ汁」的なものではなく、それなりなみそ汁感があるのは良いところ。みそ汁も合わせ、単体で考えれば値段相応、プレミアムをつけるだけの価値はある一品。
ただ、これまでの牛めしが290円だったことを考えると、プラス90円でこの味というグレードアップを許容するか否か、つまりコスパの面でOKを出すか否かは、人それぞれだと思う。チープ感、お得感が強かったこれまでの「牛めし」のイメージを脱却し、人数的にこれまで同様、それ以上のお客のハートをつかめるか。7月分以降の営業成績を見極めたいところ。
ちなみに、今回足を運んだ店だけではないと思うけど、従来の牛めし系以外に、「豚バラ焼肉定食」「豚バラ生姜焼定食」「ネギ塩豚カルビ丼」「カルビ焼牛めし」も販売を休止するとのこと。いつ解除されるかは不明。これらのメニュー愛食家は、「プレミアム牛めし」に切り替わる前に、食べ納めをしておいた方が良いかもね。
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