松屋のプレミア牛めし食べてみた。確かに前より旨いが3割もの値上げに値するかと言われるとモニョる。正直、米産牛肉輸入規制当時の吉野家そっくり。味重視の視点から米産牛肉にこだわった吉野家が、C/P重視する牛丼屋の客層読み間違えて凋落した流れを彷彿させるのだが...さてどうなることやら_
— 青木文鷹 (@FumiHawk) 2014, 7月 23
松屋が「普通の牛丼」を撤廃し「プレミアム牛丼」だけにして他のメニューもかなり無くしたのがすごくなんかアレ。
— も (@kireina_mochi) 2014, 7月 24
先日【プレミアム牛めし(松屋)試食】で試食レポートを挙げた、松屋の新・主力メニューとなる「プレミアム牛めし」。美味いことは美味いんだけど、ファストフード的な立ち位置の牛丼屋でメインの牛丼(牛めし)がこれのみ、従来の牛めしが選べなくなるのはどうかなってことで、「プラス90円でこの味というグレードアップを許容するか否か、つまりコスパの面でOKを出すか否かは、人それぞれだと思う」とのコメントをしておいたのだけど......
やはり似たような感想を抱いた人は少なくなかった。「美味い、けど松屋で求められている牛丼ってこれじゃないよね」的な印象が強い。今後これが皆慣れて「松屋の牛丼ってこれだよね」になるのか「これが松屋の牛丼というのなら他のところにいくわ」になるのか、ちょっと微妙な話になってきた感はある。まぁ、数百人単位でリサーチかけたわけではないので確証はもてないのだけど、消費税率引き上げ後の吉野家の牛丼で見られた、味とコスパのバランスの観点で「なんか、結構やるじゃん?」的なポジティブな意見がほとんど聞かれないってのが気になるのよね。
また、先の記事でも指摘しているけど、これに合わせて「豚バラ焼肉定食」「豚バラ生姜焼定食」「ネギ塩豚カルビ丼」「カルビ焼牛めし」の販売が休止されているのも気になる。さらにちらりと触れた「従業員が多い」って点で、「回転率が高い牛めしにも関わらず、手間がかかりすぎる」との指摘が挙げられている(上記引用ツイートへのレスでもそのような話が......)。下手をするとすき家の鍋シリーズのような状況になりかねない。
個々の人の感想云々よりも、結局は数字がすべてなので、7月以降の松屋の営業成績次第なんだろうど、結構波乱が起きるかもしれないなあ、これ。
...こういう状況下で吉野家がまた何か、去年の鍋ショック的なものを打ち出してきたりするような予感もあったりするのは、当方だけではあるまい。
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