このままウナギが絶滅したらマグロとか鯨とかその他海産物の規制について、日本人の国際的発言力がゼロになると分かってバクバク食っているんだよな?
— マシン語P (@mashingoP) 2014, 7月 29
昨日は土用の丑の日ということで色々とウナギ周りの話が持ち上がっていたけど、その中でも当方がハッとさせられたのがコレ。当方は海産物全般がダメなんで(海藻などは大丈夫だけど)ウナギそのものへの魅力はさほど感じられず、やや傍観者的な立場で考えてはいたのだけど、この指摘で「ああ、そうか......」と思わされた次第。
確かに「ちょっと考え過ぎ」「そんなはずは無い」という指摘もあり、それはそれで一理ある。ただ、仮説としてこういう実例が出来てしまうと、必ずそこを突いてくる政派は出て来るし、その場合まともな反論は出来なくなる。いわば「弱点を握られた」状態になるといってもいい。
ウナギ問題についてはこんな疑問も、当方にはあったりもする。他の方の指摘も合わせて。
(いつも「利権利権」と大騒ぎするクラスタが、「うなぎ利権」に関しては騒がない件について。その分環境関連・漁業資源に敏感な方がまともな警告を発しているけど。...っていうか、うなぎってそんなに大きな「圧力」かけられるパワー持ってるのですかね?)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 7月 29
ウナギの絶滅危惧種指定問題は根本的には漁獲量管理の問題であり、行政の怠慢の問題であり、うなぎを食べる人を責めるのはちょっと筋違いかなあってのは思う。
— ゆんゆん探偵 (@yunyundetective) 2014, 7月 29
(で、仮に行政でガッツリと規制をかけようものなら、先の「危険ドラッグ」の事案のように、色々な方面からバッシングを受けて、行政側で直接・間接的にモチベが下がることは必至。それに対抗できるだけの「応援の」声援を送る必要がありんすね)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 7月 29
ウナギの流通がここまで一般的になった(スーパーや牛丼屋、寿司屋でもざっくりと食べられるようになった)のはここ数十年ばかりの間で歴史としてはごく浅い。昔のように、超高級品、それこそマスクメロン的なものにまで戻してしまっても良いと思うんだけどね。「需要があるから量産する」「量産するから資源が枯渇する」「資源枯渇はヤバイけど需要があるから止められない」経済論理上の暴走という悪い要素が、このウナギ問題には働いていると思う......
......ってああ、これって「視聴者が、読者が望むからこの類のコンテンツを提供するんだ」という、テレビや新聞と同じ論調だな。ざっくりと規制をかけるのが一番なんだろうな、ここは。どのみちうなぎ利権などあまり大きなものでないし、天秤感覚として「うなぎ利権」に対抗する部分がほとんどない(規制すべしという声)が小さいので、その「うなぎ利権」が勝っているだけの話でしかなく。
コメントする