【自由すぎる埴輪、続々 「はにわん」和歌山の博物館企画】 博物館の公式サイトには現在展示中の埴輪の一覧や、【前回コンテストの優秀作品が掲載】されているけど......色々な意味でクリエイティブな仕事っぷりに噴いた。小学生以下の部門での「ドラキー」って、それ埴輪じゃなくてドラ(ぴー)のモンスターだろ(笑)。一般部門の「じゃがいも男爵」ってのは独創的過ぎて、ああ、こんなのもあるのか的な感動を覚えさせた。 これ、博物館に足を運ばないと投票できないってのもあるけど、作品そのものの応募もあわせ、注目が集まったら結構面白いことになるんじゃないのかなあ。版権関連が危ないものはともかく、自由な発想の造形については、取り込んでデータ化し、3Dプリンタ向けのデータとして提供したり、あるいは埴輪型のストラップを創ってみたりとか......。切り口次第では結構色々なことができそうな気がする。
↑ 第二回 HANI-1選手権
日常生活の中で食される郷土料理の味を競い合うB-1グランプリにかこつけて、という感じなのか否かはともかく、オリジナルの埴輪(はにわ)を創ってその造形を競い合う、「HANI-1(はにわん)選手権」なるものが開催されているそうだ。現在はすでに埴輪そのものの応募は終わっていて、そのオリジナル埴輪に対する投票が特設展示会場で行われているとのこと。
自由過ぎるはにわたちの技が光る「はにわん選手権」開催中
この博物館の敷地内には国の特別史跡「岩橋(いわせ)千塚古墳群」があり、鳥などのユニークな形の埴輪が出土している。学芸員の瀬谷今日子さん(35)は、6歳の長男と一緒に埴輪作りにいそしむほどの埴輪フリーク。埴輪への愛が高じて、「せっかくだから見るだけでなく自分で作ってもらおう」と、昨年10、11月に埴輪作りのイベントを開いた。
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