巨大なタンクに車輪をつけ、前の部分にトラックの頭部分を加えた、ちょっと不格好な感じのタンクローリー車。個人的に「働く車」は大好きで、タンクローリーも好きな部類の一つ。で、そのタンクローリー車の華麗なるドライビングテクニックを堪能できるのがこの映像。
狭い勾配の道をぐっと下るローリー車がざっくりと降りて曲がり始めたかと思うと、ぐぐぐとまわり続け、後ろのタンク部分を振り回すかのように急旋回をこなしていく。その旋回ぶりにタンク部分は遠心力で回転するような動きでは無く、横にスライドするような形でずれていく。
そのまま旋回を続ける頭部のトラック部分。そして坂道の入り口に戻ると、逆方向に急速旋回をこなし、再び坂を登り始める。その頃にはうしろのタンク部分も姿勢を戻し、直線に戻った形で何事も無かったかのように登っていく。
ほんの数十秒の動きだけど、その素晴らしい運転ぶりには脱帽もの。よほど慣れているか、自分が運転しているタンクローリー車の挙動を熟知しているんだろうな、これ。
(ソース:【Like Cool】)
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