コロコロコミックが妖怪ウォッチ効果で100万部を突破したという話

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12日に発売された小学館のマンガ誌「月刊コロコロコミック」9月号が100万部を発行し、4年ぶりに大台を突破したことが明らかになった。元々の作品人気に加えて、同号には人気ゲーム「妖怪ウォッチ」の限定メダル「スイカニャン」が付いていることから完売は必至とみられる。


先日本家サイトの【「進撃の妖怪ウォッチ」的状況...少年・男性向けコミック誌部数動向(2014年4月-6月)】でも解説した通り、「進撃の巨人」的な雑誌セールスの底上げ効果が起きている「妖怪ウォッチ」周りの速報。公式発表は無い......というかこの類の話は公式なステートメントが出る事は滅多にないんだけど(昨今ではKADOKAWAがたまに行うかな)、月刊コロコロコミックが付録のメダル効果で100万部に届いたという話。

↑ 雑誌印刷実績変移(コロコロコミック)(部)
↑ 雑誌印刷実績変移(コロコロコミック)(部)


「月刊コロコロコミック」での「妖怪ウォッチ」の連載開始は2013年1月号(2012年12月発売)。部数の縮退が止まって上昇に転じたのは2013年10月から12月期なので、連載漫画単体での底上げでは無く、「妖怪ウォッチ」全体の盛況に合わせて色々と雑誌内でも特集などを組み始めたおかげってところが大きいみたい。

印刷証明部数は四半期ごとの更新で、期間内に複数発刊された場合は各号の平均値が計上される。今件は付録の限定メダルの効果で100万部突破とあるけど、他の2号もそれなりに売れているはずだから、第3四半期は100万部は難しいにしても、90万部位はいくんじゃないかなあ?

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このページは、不破雷蔵が2014年8月13日 05:47に書いた記事です。

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