水風船というと個人的には屋台の縁日で水槽の中にたくさん浮かんでいて、ゴムがついているものを購入して指につけて、べいーんべいーんとヨーヨーのように上下させて遊ぶものがイメージされるのだけど、一方で容易く割れる位の薄い風船を用いて投げ合う遊び用のアイテムとしても知られている。バラエティとかでよく使われているやつね。あれを雪合戦の雪玉のように多数用いる遊びもあるけど、水の風船を作るのが面倒くさいのは事実。でもこの「Bunch O Balloons」ならさくっと作れるよ、という発明品。
仕組みは極めて簡単。多数の細いゴムチューブのそれぞれの先に水風船がついているだけ。それが束になって光ファイバーのような形状をしている。上の部分にホースをぶっ刺して水を流し込むと、それぞれのチューブを伝わって水風船がそれぞれ膨らんでいく。全部それなりに膨らんだら水を止めて、全体を軽く振るとチューブと水風船の部分が自然に分離されて山ほどの水風船が出来上がる次第。
水が入るに連れて入口の部分が閉じる水風船の仕組みが少々分かりにくい......というか理解できなかったのだけど、全体を振る時に閉じられるのか、あるいは水が入って膨らむに連れて全体が膨張するのでそれに引っ張られる形で閉じてしまうのか。この部分の仕組みが一番ネックなんだろうな。
「均等に水が入るのかな」という疑問はあるけど、まぁ一つや二つ水が入り切っていないのがあっても、これだけ大量に用意できればロスはあまり関係ない。この仕組み、色々と応用できそうな気がするんだけどなあ......小型・簡易消火弾の促成製造とか。
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