「5分で10万円」の仕事後日談、あるある話が多かったってのはつまり......

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先日の【5分でも、10万円の仕事は10万円分の価値がある】【「5分で10万円」の仕事にそれだけの価値があることを分からせる方法】については、当方でも驚くほどのリアクションがあった。しかもその多くが同意意見、そして似たような事案が云々というもの。つまりは「時間がかかったか否かでしか仕事の評価、そして対価を推し量ってくれない状況」に対するぷんぷくりーん的なもの、さらには「技術、技能、経験」に対する軽視的な雰囲気、そこからさらに「ブラック企業的な発想」への憤り感みたいなものへのつながりがあったのだろうなあ、という感じ。まぁ、物書きにしてもデスクワークにしても似たような事案が山ほどあるし、良くわかる。


対価なり評価が技術に対して呈されない状態となると、誰もが技術を軽視してしまう。何しろいくら努力をしても、それが認められないし、報酬も得られないのだから。かくして技術軽視な社会風潮の出来上がり......って、ああ、結局この辺の話って、多かれ少なかれ連鎖的につながっているんだな。「お金って何だろう」ということへの再認識も合わせ、色々と意識改革が必要なのかもしれない、というより、それこそが、さまざまな問題を解決する(直接的なものではないけど、ジワリと浸透していく意味での)糸口になるのかもしれない。

最後に小噺を。


アメリカンジョークにでも出てきそうな話だけど、お金と技術が絡んでくると、あながち冗談とも言い切れない話ではある。事実は小説よりも奇なり。同様の事案に直面した時に、「自分は夢を見てるんじゃないだろうか」と思ってしまうような出来事って、無いようで結構あるからねえ。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月17日 06:34に書いた記事です。

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