ちょっと前に単発物が話題になった、SFXの専門家が自分の子供の映像を加工し、映画のワンシーンのような映像に仕立ててしまったという、ある意味究極のネタ動画「Action Movie Kid」の総集編。作った本人がある程度まとまった数が揃ったということで、自ら編纂し、掲載された。
動画を見なおしてみると分かるんだけど、その多くは子供の日常生活における何気ない行動を極端にオーバーアクション化したり、いわゆるごっこ遊び的なものをリアル化してしまっている。わざわざそのSFX映像を創るために撮った映像はあまりないんじゃないかな(一部いかにもってのもあるけどさ。場面そのものを編集しているのもあるし)。
......って思って確認したところ。
ABCで報道されたメイキングビデオを見ると、多分に「こういうシーンが欲しい」ってことで子供に演じさせたものもあるようだね。
子供にとっては恐らく脳内で、本当にこんな感じでイメージしているんだろうなあ、と思うと(例えばソファーとソファーの間をジャンプして渡り歩くと、床の部分がマグマになるシーンとか)、想像力の豊かさが改めて認識できる......けど、こうやってSFXで体現化してしまうと、「すげぇぇぇ」と思うと共に、どことなく寂しさを覚えるのは当方だけかな。
この映像、子供自身が成長してから観たら、どんな感想を抱くんだろうね。そのあたりも知りたい所。
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