↑ 最新の携帯電話契約数の動向のグラフを基に画像検索をすると、同一カテゴリの定点観測記事などがずらりと「一致した画像を含むページ」として表示されてしまう。同じテーマではあるがそれぞれ別の期間の最新グラフなのに......
やたらとアレなタイトルではあるけど、中身も大きな違いは無い、ちょっとGoogleの頭の「良さ」に頭痛を覚えそうな事態に陥るかもしれないという話。当方のメインサイトが2012年の秋口から謎の大幅評価減を受けて、今なお回復の兆しが無く、むしろさらにゴリゴリと削られてる感はある、四方八方情報を入手して施策を繰り返しているけれども効果は無いという話はすでに何度かお伝えしている通り。
そんななか先日、Googleの画像検索で、さらにその内部的機能が低下したのではとの指摘があった。自分がマスターの画像を掲載しているにも関わらず、その画像をコピーしたサイトが上位に表示され、さらには自分がコピー扱いされてしまう。そのような「画像の誤判定」が最近増えているというもの。この書込みを読んでちょっとハッと気が付いたことがあり、試してみたのが上の結果。定点観測をしている携帯電話の契約者数動向の記事で、一番新しい【四半期単位の更新公開でもトップはSBMで変わらず(2014年6月末携帯電話契約数)(最新)】を持ちだし、画像検索をしたところ......該当記事そのものは検索結果に登らず、同一カテゴリ(定点観測記事)の昔の記事が「一致した画像を含むページ」として表示されてしまう。これ、Google内では「これらは全部同じ画像である」と判断していることに他ならない。
各記事を読めばわかるんだけど、これらのグラフって、定点観測のもと、一定期間ごとにデータを反映させて更新したもので、当然形状的には似ているものになるけど、それぞれ別のモノなんだよね。それを「一致した画像」として判断してしまい、「コピーしてやがるな、こいつ」との認識をされてしまう。
2年ほど前からの継続的アップデートの一つ「パンダアップデート」では、文章や画像の重複に厳しい措置を取り、該当ページだけでなくサイト全体に低評価の判断を下すことになる。説明にいわく「コピーして水かさ増やしただけのサイトは評価などできん」ということらしい。一部の「専門家」は重複判定で「適切に判断され適切なものを表示する」と語っているけど、パンダアップデートの解説や実態を見るに、「適切」云々ってのも眉唾物。
当方のメインサイトは定点観測的な記事がメイン。地道にコツコツ、普段他の人がやらないような分野を毎月、半年おき、年単位でチェックし、状況に応じて新しい事柄を加えて掲載する。もっとも検証する材料が同じ場所・テーマ・種類の内容(今件サンプルなら携帯電話の契約者数)なので、記事のデザイン的構成は似たようなものとなるし、使われるグラフは継続性が前提......というかそれがもっとも重要なので、どうしても類似したものが出来上がる。一回の更新ごとにまったく別物のグラフを創り解説したのでは、定点観測の意味が無い。毎日表記方法が異なる天気予報が存在したら、それは見やすいだろうか。
この仮説に基づいて考え直すと、本家サイトがいくら手直しをしつつ更新作業を継続して記事を掲載しても評価が元に戻るどころかますます減っていく原因も説明ができる(2012年秋の急減以降の動きは、この重複判定のウェイトを大きく上げたんだろう)。同時期に定点観測の記事が無いサイトは同じような影響は無かったのも理解できる。
少数派ではあるのだろうけど、当方のような定点観測をしていくサイトに対し、Googleは「まがい物を集めた粗悪ページ」というレッテルを貼っていることになる。少なくともグラフの検索結果はそれを裏付けるものがある。
理不尽極まりない話には違いない。
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