昔は「てっぽうバンバン撃つ」のがおまわりさんのイメージだったとの指摘

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さらにさかのぼれば西部劇での保安官の拳銃とか、日本に限っても江戸自体に入ってからの帯刀の話とか、戦後において「銃は市民を守るために存在する」的なイメージを強く抱かせるための切り口として警察官と拳銃をことさらに結びつけたんじゃないかとか、色々と連想・発想はできるけど、確かに昔の漫画やアニメでは「警察官」=「拳銃ぶっ放す」だった。だから指摘にもあるけど、「パトレイバー」の太田さんが異様なまでに銃にこだわりを持つのも、ある意味新鮮、ある意味懐かしさを覚えるところがあった次第。そういや昔、色々な作品が入ってきた海外の刑事系・警察系テレビドラマでも、拳銃は多用されてたな(まぁ「刑事コロンボ」とは別だけど)。

「相棒」の杉下氏に関する指摘は面白いね。確かに極端なまでに命を奪うのを嫌うって設定から、銃の携帯すらしてないって設定で、最初は「そんな刑事はあまりいない」というレア的な存在としての立場だったのが、シリーズが人気となり長期化するにつれて、それがむしろ当たり前になってしまったという。時代の流れというか、見方をかえれば、その過程で「銃」と「警官」の立ち位置が大きく変化したということかな。

まぁ最近じゃ正当防衛、正当行為としての拳銃の発砲ですら、報道やら自称人権保護な方々が逆切れしてバッシングする時代だから、使いにくくもなるわな......。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月 2日 06:38に書いた記事です。

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