カラスは鳥類の中でもとりわけ賢くて、明確な意思疎通をした上で仲間同士で連携行動をとったり、道具を使ってエサをとるようすが目撃されるなど、数々の知的行動が目撃されている。漫画でも人間のような知恵を有したカラスが人類に敵対する云々っていうネタはよく見かけることが出来る(手塚先生の「鳥人体系」でもよく出て来たね)。
今件はそのカラスの賢さをあらためて認識させる映像。マラソンか何かの最中で一休みしている人が持っていたペットボトルの水を見つけたカラスが、しきりにその中身に関心を持ち、せがんでいるようす。ただし強引な手立ては講ずることなく、あくまでも欲しいというアピールレベルに留まっている。くちばしをボトルのふた辺りに突っついて「開けて開けて」という感じる
見かねた人間がフタを開け、ボトルのふたを容器代わりとして水をそそぎ、カラスに差し出すと、待ってましたとばかりにカラスは美味そうに飲み干し、そして満足したのか飛び去っていく。
人間が周囲に沢山いるにも関わらず怖がらずに逃げ出すこともなく、ふたを差し出すと素直に水を飲み干すあたり、こういう水のもらい方に慣れている様子。恐らくは普段から同じようなおねだりをしているのだと思うけど、つくづくその賢さには頭が下がる想いだね。
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