グッズ作成のリードタイム考えたら需給ギャップは仕方ないよね。品薄批判に応えてたまごっち大増産したバンダイはその後過剰在庫で存亡の危機に陥ちたわけで...> 「妖怪ウォッチ零式」に行列 早速高額転売で批判も http://t.co/ioifDjXlE2
— Kei Nishiyama (@ashikagunso) 2014, 8月 3
妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチタイプ零式 http://t.co/oFySKEWPYY 需要と供給問題の覚え書き
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 4
「妖怪ウォッチ」周りでもう一つ。続編のソフトはそろそろ余裕をもって入手できるような状況となりつつあるけど(実際当方の行動領域内のコンビニでもすぐに買える状態)、関連グッズは相変わらず品不足が続いている。かつての「ドラゴンクエスト3」の時の池袋での行列1キロ云々ってのがテレビ報道されたのと同じような感じ。ドラクエのは資料映像で観たことがあるけど、「妖怪ウォッチ」はリアルタイムで見ているので、なんだか色々と感慨深い。
で、下の引用の先、アマゾンで発売されている「妖怪ウォッチ」の関連グッズの感想文を詠めばわかる通り、いわゆる「転売ヤー」的なものが横行し、定価数千円のものが一万数千円で売られていて、阿鼻叫喚非難ごうごうな状態になっている。需給の問題からすれば値が高くついてしまうのは仕方がないのだけど、これを見越して「業者」が「大量に一括購入」して、一般消費者の入手をさえぎる状態ってのは、必ずしも健全とは言い難い。いや、違法・不法ではないんだけど、なんだかもどかしい。
一方で、「こんなことになるのは生産数が抑えられているからだ」「品薄商法だ」というツッコミが必ずあるけど、実際には上のツイートで解説されているように、仕方のない話。今日10万個の需要があるので、明日10万個作って市場に流すってのは、アイテムでは出来ない話。商品の需給ってのは、よほどマーケティングに長けた部門による精査でも、なかなか見極めにくい。ましてやブームになると、需要は加速化するし、ね。
そして物理的アイテムは下手に大量生産すると、大量在庫のリスクを負う。同人誌を創った経験がある人なら、印刷冊数の見極めの難しさ、そしてそれに失敗して部屋を在庫の山で埋めてしまう以下略。
とまれ。子供がいる場合はせがんでくることもあるだろうけど、下手に高値のものに手をつけるのは避けた方が良い。むしろ商品流通や価格のつけられかた、需給関係などを学び、子供に教え諭すぐらいの機会の活用をした方がいいんじゃないかな。
どのみち一か月もすれば、追加生産分が出回り、在庫もだぶついてくるんだろうから。限定生産品ならともかく、ね。
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