小学生などの読書感想文のテンプレは色々応用ができるかも、という話

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今なお長期休みの宿題の一つとして、読書感想文の類はあるのだろうし、つらつらと内容のダイジェストを書き連ねて段落ごとに「ぼくはそうだと思います」「良いと思いました」「違うと思います」と加え、最後に「ぼくもこんな感じになりたいと思いました」でまとめてしまえばいいんじゃないのか、でもそれって結局「本を読んだことの確認」でしかないし、あるいは内容のまとめ、概要を書く訓練になるのであって、感想文とは違うのでは、とかいう、かなりぶっちゃけた話をした上で。色々と前置きはあったらしいけど、テンプレ的な読書感想文(夏休みの宿題的な)の書き方のアドバイスがツイートされていた。


結局先生方が求めているものは、本を読んだという確認、そして出来ればその本で何らかの影響を生徒たちが受けたことのチェックである以上、その2要件をがっつりととらえていれば、読書感想文としては合格になるという次第。

4コマ漫画の基本でもあるけど、シンプルでも需要を満たしていれば問題は無い。ただ、テンプレ系の文章ってどうしてもまっ平らなものになりがちであるし、分量も少なくなってしまうから(下手すりゃ原稿用紙1枚で終わってしまうわな)、そのあたりは工夫が必要だな。自分の体験を交えて本文を盛りつけたりとか......ってもう読書感想文の領域では無いぞ、これ。

ただ、「相手の需要を見極めてそれに応える」ってのは相対取引では重要。その辺の仕組みまで含めて解説すれば、子供向けのよい教材が出来そうな気がする。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月 8日 05:50に書いた記事です。

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