朝日新聞の半ば意図的な「誤報」がもたらしたものへの同紙の反応に関する所感

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件の朝日新聞の「一部誤報宣言」...と表現した方が正しいんだろうな、謝罪は事実上してないから...に関する所感。その半ば意図的な「誤報」がもたらした影響について、まったく弁明をしていない、つまり対処をするつもりが無いことに対し、ちょいとばかり例えを用いて説明したらこうなった、という話。


オーバーな例えに読めるかもしれないけど、ヨードチンキ周りを服用した方が良いという噂や、実際に服用してしまった事例は震災直後のドタバタの際には実際にあったわけだし、その誤情報に対して緊急の勧告も出されている。このような状況下で、仮に今件「誤報」と同様に、誰かが語った情報「ヨードチンキを飲んで放射線被害を防止すべきだ」を真相として新聞報道をしたら、こんな被害は生じ得る。

そしてこの例えは、「そんな話、専門家に問い合わせたりちょっと調べれば、すぐに間違いであることが分かる」という点でも、今件「誤報」と一致している。にも関わらず、


ということであれば、状況を回復させる責任は極めて重い。あるいは朝日新聞にとって、30余年もの間誤報を使い続けてきた事由の方が、それによってもたらされたさまざまなマイナスの影響よりも、必要性が高い・重要だということになるのよね。執筆担当者自身の立場? それともその背景にあるもの? あるいはプライド? 何かは分からないし、多分に複数の要因だろうけど。

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このページは、不破雷蔵が2014年8月 9日 06:41に書いた記事です。

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