(①朝日新聞の問題の一つ、訂正の後の行動の足りなさについて、実際にありえたかもしれない他の事象で例えると。震災直後に「放射線は超コワイ。日本全土が超ヤバイ。でもヨードチンキを丸呑みすればOK」と新聞でまことしやかに、裏付けもせずにある人の説を取り上げて持ち上げ頒布。(続く)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 8
件の朝日新聞の「一部誤報宣言」...と表現した方が正しいんだろうな、謝罪は事実上してないから...に関する所感。その半ば意図的な「誤報」がもたらした影響について、まったく弁明をしていない、つまり対処をするつもりが無いことに対し、ちょいとばかり例えを用いて説明したらこうなった、という話。
(②バタバタと人が倒れた後に「あの人が語っていたのは間違いでしたね」と語るのみで、倒れた人達への対応、そのような非科学的な話で世界中から笑いものにされたという状況に、一切応じようとせず、それどころか「放射線が怖いのは事実だろ」と開き直るような、そんな感じ)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 8
ちなみにヨードチンキ周りの話は、マジで起きえたかもしれない話。独立行政法人 放射線医学総合研究所から2011/03/14付で勧告が出てる 飲んじゃダメ! 「ヨウ素を含んだ一般市販薬のうがい薬がよい」は誤情報です http://t.co/rhvRJdOPEs
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 8
恥ずかしながら、子持ちなので当時1本抑えましたもん。危ない危ない。こうやって見極めきれない、正解にたどり着かない細かいあれやこれやはどうしたらいいんだろう。とほほ。
https://t.co/7JQscSD3L4
— さいとうよしこ (@yoshikosaito) 2014, 8月 8
オーバーな例えに読めるかもしれないけど、ヨードチンキ周りを服用した方が良いという噂や、実際に服用してしまった事例は震災直後のドタバタの際には実際にあったわけだし、その誤情報に対して緊急の勧告も出されている。このような状況下で、仮に今件「誤報」と同様に、誰かが語った情報「ヨードチンキを飲んで放射線被害を防止すべきだ」を真相として新聞報道をしたら、こんな被害は生じ得る。
そしてこの例えは、「そんな話、専門家に問い合わせたりちょっと調べれば、すぐに間違いであることが分かる」という点でも、今件「誤報」と一致している。にも関わらず、
(さらに見方を変えれば。朝日新聞は、一つの事象について間違いを認めるのに30余年もの年月を必要とし、あるいは担当者が退任し、内部告発が成されなければならず、しかもそれによって生じた様々な問題にも対応せずに開き直る。そのような報道姿勢を貫くってことなのよねー)
— 不破雷蔵(懐中時計) (@Fuwarin) 2014, 8月 8
ということであれば、状況を回復させる責任は極めて重い。あるいは朝日新聞にとって、30余年もの間誤報を使い続けてきた事由の方が、それによってもたらされたさまざまなマイナスの影響よりも、必要性が高い・重要だということになるのよね。執筆担当者自身の立場? それともその背景にあるもの? あるいはプライド? 何かは分からないし、多分に複数の要因だろうけど。
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